アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリ職蟻       アメリカカンザイシロアリ兵蟻

アメリカカンザイシロアリは、アメリカのカリフォルニアからメキシコにかけて分布していましたが、家具や木材の移動にともなって世界各地に分布が広がっています。日本では1976年に初めて、東京の江戸川区で発見されましたが、現在では沖縄、九州、本州各地で報告されています。都内でも一部の区域で繁殖が広がっているので要注意です。名前のとおり乾いた材木や家具に生息するので、羽アリが直接、住宅の壁や小屋組みに入りこみ繁殖していき、知らずに被害が拡大します。ご近所へ徐々に広がっていくので、住宅価格が下がるなどの心配もあります。

状況1     状況2     状況3

軒先などに砂粒状の糞が溜まっていたら要注意です。虫メガネでみると糞の形ですぐに見分けられます。壁内部や小屋組みまで被害が拡大するので、駆除が大変困難で、定期的な調査と駆除を継続する必要があります。住宅全体を包み込んでガス燻蒸することもできますが、市街地では隣家と密着しているので危険です。

  駆除難易度 非常に難しい
  代表的な被害個所
  • ・小屋組み

  • ・戸袋、雨戸、外壁、軒

  • ・壁の中の柱、間柱

  • ・床板、畳、大引、根太、束など
  防除方法 専門家による調査と防除

 

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