防除方法

防除方法の選びかた

まず、餌源となる物を排除してハクビシン等が住みづらい環境の整備を行ってください。
長い期間屋根裏などに定着していると糞の除去や消毒、殺虫が必要となり、 個人で対処するには困難な事があります。
環境整備を行って効果が見られない場合は専門業者に依頼してください。東京都ペストコントロール協会では専門業者を紹介しています。

ハクビシン、アライグマ、タヌキは鳥獣保護管理法の対象となっており、 狩猟鳥獣にも指定されています。
そのため、捕獲の際は狩猟免許と捕獲許可が必要になり、個人で行うには 対応が難しいことがあります。
また、アライグマは外来生物法の対象ともなるので生体での運搬移動は 禁止されています。

東京都における野生鳥獣に関する相談は以下までお願いします。

問い合わせ先
 東京都環境局自然環境部計画課鳥獣保護管理担当
 電話03-5388-3505

①環境整備 ②隙間を塞ぐ ③専門業者に依頼
 する
ハクビシン、アライグマ、タヌキを近づけさせないために以下の 方法があります。

  • 農作物の未収穫物、落果果物等を農地に放置しない
  • 犬や猫等ペットの残り餌を放置しない
  • 残飯を屋外に放置しない
  • ごみ集積場に出す時間帯を厳守し、ネット等で覆う
  • クズ野菜、生ごみなどを農地やその周辺に放置すると 餌付けや引き寄せることになるので、これらの放置をなくすこと
  • コンポスト等には重い石を載せ、中身を 取られないようにすること
ハクビシン、アライグマ、タヌキは小さな隙間から屋内に侵入可能です。
そのため防除には隙間塞ぎが必要です。

  • ハクビシンは樹上での移動が得意で10cm程の 隙間から天井裏に侵入することが可能です。
  • アライグマは軒下、床下通風口などにある 小さな隙間を破壊し、侵入することが可能です。
  • タヌキは高いところに登らないため、 床下通気口から侵入することが可能です。
長い期間屋根裏などに定着していると糞の除去や消毒が必要となり、 個人で対処するには困難な事があります

専門業者は捕獲以外に糞の除去、消臭、殺虫殺菌などを行い清潔な環境に 戻します

  • アライグマは樹洞や岩穴などで営巣することから、 これらと条件の似た人家の屋根裏、物置、廃屋などに住み着きます。
  • タヌキは木登りがあまりうまくないため、 軒下や雑木林の中に営巣します。

東京都ペストコントロール協会では専門業者を紹介しています。
*このページでご紹介した防除方法は1例です。すべての状況において防除効果を保障するものではありません。

お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014

トップページに戻る