コウモリとネズミの糞の違い

コウモリの糞

コウモリの糞

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大きさは5~10mmで夏期に軒先や屋根の下に落ちていることが多い。
昆虫しか食べないためネズミの糞に比べてもろいのが特徴です。
ネズミの糞
ネズミの糞の形状は種類や餌によって異なります。
雑食のため、植物や昆虫が検出されます。

ハツカネズミ

ハツカネズミ
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クマネズミ

クマネズミ
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ドブネズミ

ドブネズミ
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アブラコウモリ(イエコウモリ)

コウモリ(アブラコウモリ)
(写真:公益社団法人日本ペストコントロール協会 提供)


本種は日本全国に分布し、一般住宅の天井裏、橋脚の隙間など建造物に好んで営巣するため、住宅街で広く見られます。

昆虫を餌とし、ガや羽アリといった害虫も食べるため益獣としての一面も持ちます。本種はエコロケーションと呼ばれる鼻や口から出す超音波の反射により、餌の昆虫や障害物を認識することができます。そのため、日没後に活動し、街灯に集まる昆虫を捕食します。

7月頃から繁殖期となり、1度に3匹程を生みます。生まれた子供は30日程で巣立ち、11月頃には冬眠します。寿命は雄で3年、雌で5年ほどとなっています。

一般住宅に侵入した場合、天井裏に糞尿が堆積し、臭いや汚損の原因となります。また、出入りに使う隙間から糞を落とし、敷地内や建物を汚します。本種は群れを形成することもあり、多い時には100頭のコロニーとなることもあります。また、堆積した糞がカツオブシムシ類、ゴミムシダマシ類、ニセセマルヒョウホンムシの発生源となる可能性があります。

  防除難易度 非常に難しい
  代表的な侵入経路
  • ・天井裏

  • ・屋根の隙間
  防除方法 隙間を塞ぐ 専門業者に依頼する
お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014

 

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