3毒餌(殺鼠剤)

【殺鼠剤の種類】

殺鼠剤による駆除は毒餌を食べさせて駆除する方法です殺鼠剤は2 種類あり、急性毒剤と抗凝血剤に大分されます。最近は安全性の高い抗凝血剤が使用されています。

殺鼠剤は置けばすぐに食べてくれるというものではありません。イモやパンなどネズミが好みそうな餌と混ぜたりする工夫が必要です。3日間は同じ場所に配置し、その間に食べなければ配置場所を変えてください。

<抗凝血剤>

ワルファリンなどを成分とする抗凝血剤はよく食べるのですが、7~10日ほど与え続けなければなりません。最近、ジフェチアロールが含まれる製剤も出ましたが、これはそれほど長く使わなくても効果が出るといわれています。
いずれの場合もドブネズミよりクマネズミの方が厄介です。袋に小分けされた粉剤と屋外で使用可能なブロック剤があります。

殺鼠剤

<急性毒剤>

シリロシドやリン化亜鉛を有効成分に含むものは数日で良いのですが、喫食性は抗凝血性殺鼠剤より劣ります。

注意事項
  • ・ペットや子供の誤食を防止するために手の届かない場所に設置してください。
  • ・ネズミが天井裏や壁内で死亡し、腐敗臭や虫が発生する可能性があります。殺鼠剤を使用する際は粘着シートを併用し、死体の回収を行ってください。

*このページでご紹介した駆除方法は1例です。すべての状況において駆除効果を保障するものではありません。

お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014

トップページに戻る