トコジラミ・ネッタイトコジラミの特徴

トコジラミはカメムシの仲間で主に夜間にヒトを刺し吸血します。刺された部位には個人差はありますが、強いかゆみの症状が出ます。このかゆみによって、不眠など体調に不調をきたすことがあります。近年、沖縄県や日本の都市部で様々な殺虫剤に抵抗性を示すネッタイトコジラミが発見されており、防除に当たっては種を見分ける必要性が出てきました。

種類 トコジラミ ネッタイトコジラミ
体色 褐色
体長 成虫 5~8mm
特徴 ・体は丸く扁平な体を持つ
・夜間吸血する
・狭い場所を好んで潜伏する
近似種との違い

アシナガバチ類の防除

前胸背板側縁の張り出しが大きく厚みが薄い,辺縁の剛毛が斜め後方に向かって生えている

スズメバチ類の防除

前胸背板側縁の張り出しが小さく,辺縁の剛毛が直角方向に生えている

アシナガバチ類の防除

左:トコジラミ
右:ネッタイトコジラミ

スズメバチ類の防除

雄の腹板後縁部はくびれている(右) 
トコジラミは丸い(左)

糞の特徴

黒い点々とした糞(血糞)をする

 

トコジラミ トコジラミのライフサイクル
(写真出典:日本ペストコントロール協会)  (図,出典:「トコジラミ技術資料集」
 日本ペストコントロール協会)

 

 

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