大型バエの防除方法

防除方法の選びかた

清掃が防除の基本となります。
市販の薬剤も有効ですが、大量に発生した場合は、専門業者への依頼が必要です。

①ゴミ等の管理 ②専門業者へ依頼
大型バエ類の成虫は周辺地域から飛来することも多く、その発生源自体をなくすことはできません。もしも、発生源が敷地内にある場合には、除去するか、幼虫対策としてIGR剤や有機リン剤を散布します。
成虫は、食品の匂い、発酵臭、腐敗臭などに誘引されて飛来し、低温期には暖かいところに集まります。施設周辺の生ゴミなどは密閉性の良い蓋付きポリ容器などに入れ、1週間以上放置しないようにします。ゴミ置き場の清掃も大切です。
家庭内では、ハエ叩き、エアゾール、粘着リボンなどで対処できます。甘い発酵臭で誘引して溺死させる仕組みのハエトリトラップは、屋内を飛び回るイエバエを効率良く捕獲できます。 窓や出入り口は開放したままにせず、換気扇口や給排気口の状態も確認し、必要に応じて網戸や防虫ネットを取り付けます。 成虫がよく集まる場所には、壁面などに殺虫剤を残留散布したり、蒸散性の殺虫プレートを吊り下げます。殺虫プレートは「居室、飲食する場所及び飲食物が露出する場所では使用してはいけません。夜間は天井面に逆さに止まって休息する習性があるので、そのような場所にもエアゾールを吹き付けることは有効です。
主な対策
吸排気口に防虫ネットを取り付け、侵入を防止する。
飲食店では、捕獲器を設置して捕殺する。
殺虫剤の使用が可能ならば、ピレスロイド剤の蒸散装置を設置する。

*このページでご紹介した防除方法は1例です。すべての状況において防除効果を保証するものではありません。

 

お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014

 

トップページに戻る